

こんな風に思っている方必見です。
当記事ではホロスコープで個人について読み解く手順について、5つの項目で詳しく説明していきます。
早速記事を読んでいきましょう。
個人についてホロスコープで読み解く方法と手順
個人の基本性格や性質などは次の5つの手順で読み解いていくことができます。
個人について読み解く手順
- 太陽と月の位置を把握する
- 太陽と月の星座(サイン)を読む
- 太陽と月のハウスを読む
- アセンダント(Asc)の星座(サイン)を確認する
- アスペクトを読む
詳しい流れを解説していきますね。

手順1:太陽と月の位置を把握する
ホロスコープで個人について読み解く際はまず、太陽と月の位置を見ていきます。
太陽は「自分らしさ」や「本質」を表し、月は「感情・心」や「無意識の感性」を表すので個人を読み解く際に必ず必要な天体です。
月は公転周期が28日と短く、出生時間がわからないと特定できないため出来るだけ確認してからホロスコープを出してくださいね。

この例では太陽が水瓶座で1ハウス、月が双子座で4ハウスに位置していることがわかります。
手順2:太陽と月の星座(サイン)を読む
太陽と月の位置を確認したら次は太陽と月のにどんな特徴があるのかを読んでいきます。
星座(サイン)とは一人一人に備わっている性質を持つので、あなたの持つ太陽と月がどのような性格をしているのかを知ることができます。
先ほどの例で解説をしていきますね。
先ほどの例では太陽が水瓶座だったので、
表向きの自分は...
表向きの自分
- 新しいものや新しいアイデアが好き
- 博愛主義者
- 常識にとらわれない自由な発想を持つ
- マイペースで個性的
- 人と人の輪を大切にする
月星座は双子座だったので、
素の自分やプライベートな自分は...
素の自分やプライベートな自分
- 好奇心旺盛でチャレンジ精神を持つ
- 自分のことを話すのが好き
- 常に多くのことを学びたいと思う
- 感情の変化が激しく、落ち着きがない
- 少々飽きっぽいところがある
- 注意力が散漫になる傾向がある
このような特徴を持っているということになります。


各星座の特徴の説明は【12星座別】太陽とサインの関係を詳しく解説・【12星座別】月とサインの関係を詳しく解説を参考にあなたの太陽星座・月星座の特徴を確認して見てください。
手順3:太陽と月のハウスを読む
次に自分の持つ太陽と月がどのハウスに位置しているのかを確認します。
ハウスとは「天体が輝くための舞台」のようなものなので、天体がどのハウスに位置しているかを知ることであなたがどのような状況で一番力を発揮するのかを知ることができます。
こちらも先ほどの例で解説していきますと、太陽は1ハウスに位置しています。
1ハウスは「自分の本質」を表すハウスで太陽が1ハウスに位置していると次のような特徴になります。
1ハウスの太陽
- 強い個性を持っている
- 存在感があり、注目を浴びやすい
- 自己表現が自分の理想を実現していく能力がある
- 人間的魅力に溢れている
- 周りをリードする能力を持っている
自分のやりたいことや表現したいことが出来る場所にいることでより力を発揮することができそうですね。
そして月星座は4ハウスに位置しています。
4ハウスは「家庭・生活」を表すハウスで月が4ハウスに位置していると次のような特徴になります。
4ハウスの月
- 家庭環境の変化が多くなりがち
- 家庭を持ちたいという気持ちが強い
- 故郷や地元への愛着が強い
- 家族を犠牲にする場面でストレスを感じる
月の潜在的な意識が「家庭」というものを求めていることがわかります。


各ハウスと太陽・月の関係性はは【12ハウス別】太陽とハウスの関係を詳しく解説・【12ハウス別】月とハウスの関係を詳しく解説を参考にあなたの太陽・月が位置しているハウスの特徴を確認して見てください。
手順4:アセンダント(Asc)の星座(サイン)を確認する
太陽と月を読み終えたら、アセンダントの星座を見ていきましょう。
アセンダントとは第一印象を司るもので、アセンダントを知ることでその人が周りから見られる第一印象を知ることができ、その星座の長所を使って自分が生きやすい人生を歩むことができます。
アセンダントは「上昇点」とも呼ばれ、第1ハウスの始点です。
今回の例では、アセンダントは山羊座のサインを持っており、山羊座の人は次のような第一印象で見られることがあります。
アセンダント山羊座
- 控えめでありながら野心家
- 実年齢よりも落ち着いて見える
- 人生に対して真面目
周囲からはこのような第一印象で見られることが多く、もしあなたの本質が山羊座の性質と真逆であるならば周りとのギャップを感じることがあるでしょう。

手順5:太陽・月のアスペクトを読む
太陽のアスペクトを見ることで、その人の性格や特性、価値観など。
月のアスペクトはその人の感情面の特性を知ることができます。
ホロスコープを出すと、上記のようなホロスコープ表も同時に表示してくれますのでこちらからアスペクトを確認してください。

今回のホロスコープでは、太陽は木星とトライン、月はノーアスペクトです。
太陽と木星のトラインは次のような傾向があります。
太陽と木星のトライン
- 幸運に恵まれる可能性が高い
- 人生に物足りなさを感じることが少ない
- 来たものを受け入れる受動的な傾向
- 人に恵まれやすい
今回、月はアスペクトを作っていないので、特性がわからないのかというとそうではありません。
アスペクトを作っていない天体のことを「ノーアスペクト」ともいうのですが、
簡単に言えばホロスコープに赤・青の線がない状況のことです。
今回の例では月がノーアスペクトになっていることから、
月のキーワードである「感情・心」に気づきにくいと読むことができます。

今回の例では太陽と月のアスペクトが少なかったのですが、もしアスペクトが多すぎるという方は天王星・海王星・冥王星は飛ばしてもらっても大丈夫です。
まとめ:初心者でも大丈夫!安心してホロスコープを読み解いてみよう
今回は太陽と月から自分自身の本質と潜在的な自分を読み解いていきました。
ホロスコープは読みたいことを絞れば誰でも使いこなすことが出来るツールです。
ホロスコープを始めたけど挫折したという人の多くはどこを見ればいいかわからないという理由が多いかと思います。
そもそも人によってホロスコープを通して知りたいことが違うので、誰しも最初は使いこなすのは難しいものです。
ですので、今回のように読みたいテーマを決めてそのテーマに対応する部分だけ見るだけでも多くのことがわかりますよ。
